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豊饒の旅 ~涼風至の章

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 驟雨に見舞われたら雨やどり。
空の反対側に、虹。
雲が切れてまた蝉が鳴き出した。

 高台で遠雷を聴きながら。
惜しむ名残り。

 「ゆく夏に 名残る暑さは夕焼けを 吸って燃え立つ葉鶏頭」
心に流れるユーミンに重なる。
残暑に沈む気持ち。
また1年もひとりで待たされるのか。


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day time

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 飲料水と昼食を求めに入ったコンビニは天国。

 でも暑くてもやっぱりビーチ。

 戻ってみたら色がまた変わって。

 熱かった、あの日。


夏 隣 り

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 梅雨明けが近いか。
もわっとした空気。

 やや間延びした時間。

 さっき行ったディーゼルが戻るまで。
古びたホームで待つ。

 何もない、静かな夏。
暑いだけの夏でいい。


花 の 宴

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 華やか。
でも、もっと華やかでいい。

 思い起こす遠い日の東北特急。
旅人たちも眺めただろうか。

 こちらも愉しもう。
愛でて。
祝って。


清 明

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 少しだけ冷え込んだ。
空気は少し硬くて。

 雲雀が鳴き出したね。
それでも中空で、すぐ上で羽ばたいて。
まだ慣れていないのか下手。
微笑ましい。

 鳥のさえずりと列車の響きを聴こう。


たそがれる

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 たそがれどき。
日が長くなったはずだが。

 ここの雪にはやさしさがない。

 明日も雪?
多分ね。


雪 吹 く

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 試運転に初雪。
ずいぶんと手荒な歓迎だな。
 風が吹くとクリスマスツリーから粉雪が舞い上がる。
そこまでするか。

 磐西も陸東も厳しかった。
それでもまた越えてゆけ。

 やっぱりいいよね、冬の蒸気機関車。


そ ぞ ろ 寒

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 陽が傾くと風が冷たく。
無意識に日なたを求めて待っていることに気づく。

 写し終えて三脚をしまうとき、もう暖かさがない。
季節を分けて、小さな列車が盆地を走る。
雪が降るまでのいっとき。それが無性にせつない。
 まだ秋は続いているのか。
どうしても恋しい。
あの夏。