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09.17
Sun
shinainuma_20170917150004ec6.jpg
 毎日毎日雨だったなあ。
これが心の清水になれば。


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08.14
Mon
yanaizu3.jpg
 会津若松のクラで拓本を取らせてもらったことがあったね。
あの煙や油のにおい、ナンバープレートに伝わるほのかな暖かさを憶えてる。
懐かしいな。
 遅れてきた世代だということをずっと引きずってきたから。
それでもこんな情景に出会えて。
悔しさが刺さった心のとげが抜けてきた。
 この豊かな時代に、当時走った沿線で再会。
うれしかったね。

 
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07.13
Thu
tohoku4_20170713084754153.jpg
 眺めていた風景は幻想。
いつの時代も変わらないと思っていた。
実はすごい潮流に翻弄されて。
 それでも暮らしを守っていかないと。
穏やかに思えるsceneにその営みを感じて。
めっきり強くなった日の光と吹き渡る風に当たっているとそんなことも忘れる。
 ひとめぼれ。
今年も豊作か。



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06.11
Sun
kitakata2.jpg

 今はむかし。

 上野から夜通し走り続けた7211M「ばんだい」が1番線に滑り込んでくる。
「あいづわかまつ、あいづわかまつ」
当時は珍しかった女性のアナウンス。
 「一番」の小出行423D、会津滝ノ原行321D、新潟行221Dがホームでアイドリング。
会津若松の朝。
 そして熱塩行621列車が北へ向かう。
塩川を過ぎるとオハフ61からは雪の飯豊山。
こういう日々をどれくらい過ごしたのだろう。

 今は、それから40年後。
美しいしだれ桜と飯豊の白峰。
今日も北会津、熱塩へ。
 あのなつかしい日々を胸に抱いて。


LOVE TOHOKU.
LOVE FUKUSHIMA.



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05.02
Tue
yokokura.jpg
 誰が言い出すともなく。
農作業が始まる。
 田んぼを眺めて。
それから天気を占う。
 なりわい。
山に見守られて。
ここで暮らす。
 ずっと前から。

 
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03.25
Sat
nemawari.jpg
 構内を抜けてゆっくりと本線へ。
そして機関士がノッチを引く。
モータがうなり、出力は4,000kwを大きく超えて加速。
 同乗の機関助士が「V1」をコール。
「VR!」
機関士がさらにノッチを引くと巨大なEH500がレールから浮き上がった。
それまでキャブに響いていたジョイントを刻む音が消えて。

 空への夢。
線路端を吹く風になる。


 
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02.16
Thu
rikkuto2.jpg
 次の華やかな季節を待ちこがれて嫌われていいのか。
確かめよう。

 ひとりきりで、吹雪の中に身を置いて。
黙想。

 やっぱり嫌だな。
へえ、こんな情景もあるんだ。
 どんな感想でもいい。
感じるものがあれば。

 あなたは?


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01.08
Sun
fukushima_20170104225441027.jpg
 三春っていいところ。
梅、桜、桃が一緒に咲くから。
それを待ちこがれて。

 ここも賑やか。
桜と桃の笑顔。
誰もいないから自分だけの花見。

 花、もっと笑ってよ。
福島へ。
還る人たちに。


LOVE TOHOKU.
LOVE FUKUSHIMA.


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12.03
Sat
narukokyo3.jpg
 会津の紅葉に包まれて、遠い日のC11の汽笛を思い起こしたい。
永遠に聴くことのできない汽笛を聴いていたい。
 だったら行けばいいじゃないか。
そのくらいはできるじゃないか。
 でも仕事に忙殺されているうちは考える時間さえなく。
義務的に行ってどうする。
人間、何のために生きているのか?
 自由の身になれるまであと少し。
日増しに思いが強くなって。
今年はここから会津を想う。
 いつしか、
第四大川。
第三只見川。


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10.23
Sun
zao.jpg
 海の近くの町で生まれた。
だから海沿いのシーンに憧れていたはずだけど。
 心の中にある羽越本線。
みんなが写す青い海バックで撮りたい。
それなのになぜか山ばっかりだ。
 そんなことを考えながら。
だらだらと続く残暑の日に。
少し陽が傾いてきた時間。
 見上げた嶺の頂から憧れの海は見えるだろうか。


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09.17
Sat
koguwa.jpg
 ファインダーから伝わる危険な香り。
 翳り、重なり合い。
熟女の色気。
 なぜこんなことを感じるんだ?



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08.15
Mon
mogami.jpg
 母なる川の河口を訪ねた。
スズキを狙ってか釣り人が竿を振る。
日本海に注ぐ輝き。
 河口からずっと遡ったここ。
たたずむmassiveなheritage。
 楽しむ川の流れと時の流れ。
 橋ができて迎えた93回目の夏。
今年、何を想う?


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07.10
Sun
sentimental.jpg

 1975年11月3日。
一日中ずっといい天気。
持参したラジオから流れる音楽を聴きながら列車を待つ。
岩崎宏美さんの「センチメンタル」がランキング1位。
透き通った歌声が青空に吸い込まれていく。

 庭坂の大カーブのアウト側は2人だけというのびやかさ。
 15時のクライマックス。
遠ざかる福島の町並みを背に、峠の入口で「つばさ2号」が舞い上がった。

 そして。
あの板谷峠の熱狂。
赤い機関車たちも峠を下りていった。
それだってもう24年前。

 あれから。
通り過ぎた時間は決して短くはない。
板谷峠のスイッチバックのような人生だったなあ(笑)
 
 迎えた最終列車。
迫る三角ライト。
ゴー・サン・トオ以来のヘッドマークとエンブレム。

sakunami.jpg

 見送る。

 もう遠くなったあの晴れた日。
「センチメンタル」を聴くと、大カーブの上に広がる青空を思い出す。

 会えてよかった。

 ありがとう。
さようなら。


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06.10
Fri
date.jpg
 早苗とる手もとや昔しのぶ摺

 芭蕉が旅した近く。
伊達の里で半日を過ごした。

 桜が散ると一気に気温が上がるこの土地。
薫風に早苗が揺れて。
光のまばゆさだけでなく、土や水の匂いまでいっぱいに取り込みたい。

 田植えが終わったらさなぶり。
原発事故の風評被害やTPPにも負げでらんにがんね。
自分より福島の農家の人たちがしっかり前を見据えている。
その姿に感動。

 こちらもいい風景に乾杯。
充実した旅の途中で。


負げでらんにがんね : 負けていられないからね


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05.05
Thu
atago2.jpg
 休日。
ここでクルマを止めて。
シートを目一杯倒した。足も投げ出した。
リラックスして。
 FMからは内田恭子さん。
聴いているのにときどきガシャガシャと貨物がやって来る。
そのせいで好きなウッチーの心地よいトークが途切れてしまう。
 それなら。
この時間だけ列車の音を消そう。
ゆるっと風が流れるだけに。
 これで。
気ままなearly spring holyday。


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04.11
Mon
matsukawa3.jpg
 三脚を立てて待っていたら犬を連れた老人が話しかけてきた。
「今年はうさぎが出るのが早いね。」
「雪が少なかったからね。」
 彼はポケットから携帯を取り出した。
山がきれいなので写してほしいと。
使い方がよくわからなかったけど見よう見まねで1枚。
 聞けば飯舘村から避難しているのだという。
犬も一緒に。
明るい人で身体も丈夫そうだ。
「までい」な暮らしをしてきたのだろう。
 早く戻れる日が来れば、とは言えなかった。
どんな境遇かわからないから軽々しいことは。
 祈り。
吾妻もいいけど穏やかな阿武隈の山並みに囲まれる日々が来ることを。
 今年も雪うさぎが信達盆地を見下ろす。
風が暖かくなった。
花も咲く。


LOVE TOHOKU.
LOVE FUKUSHIMA.
までい : ていねいに 心をこめて じっくりと


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03.09
Wed
marumori.jpg
 大河。
幼さの源流、若さの急流。
豊かな水量は人生の象徴か。
過ぎし思い出の那須野、安積、信夫の里。
 悠然と県境を越えてきた。
圧倒的な力強さをもって。
 流れる旅はもうあと少し。
永遠の水面の光増す夢を見ながら。
 福島は美しいか。


LOVE TOHOKU.
LOVE FUKUSHIMA.
信夫:「しのぶ」

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02.07
Sun
maeyachi.jpg
 ひんやりした空気。
何だか固く感じられる田んぼ道を歩いてみた。
作られているのは「ひとめぼれ」だったかな?
 この時季にいい曲がある。
「冬の散歩道」(Simon & Garfunkel)
リズミカルな曲に心弾む。
いいよね、60年代。

 おっと、そろそろ来るか。


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01.03
Sun
yamagata_20160103210846781.jpg
 小学5年生のとき。
先生が「銀河鉄道の夜」を読んでくれた。

 もうすぐサウザンクロスです。おりるしたくをしてください。

 カンパネルラ、ぼくたちいっしょにいこうねえ。

 涙が流れた。
人の、生と死を感じ取った最初の経験だったのかも知れない。

 自分も汽車に乗っている。
かろうじて旅が続いている。
おりるしたくをするのがいつなのか。

 まどろみ心ははばたく。
銀河の旅をしながら。
 きれいな絵にしたい。


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