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夏の思い出

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 常紋を訪れた人は多いだろう。
煙の量からすればもちろん冬がいいが、夏の暑さも忘れがたい。
 とりあえず三脚を立てて場所を確保する。
体力の消耗を避けるために日陰で休みたいのだが周囲には何もない。
しょうがなくて信号場の建物の陰で横になる。
それでも暑くて眠れない。
今思えば若さゆえ、か。
 通過時刻が近づいて自分の場所へ戻る。
立てておいた三脚は熱くて触れたものではなかった。
金華からの貨物が登ってきた。
写真も思いっきり露出アンダーだったけど。
 それもこれもいつしか遠い日の記憶。

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追分

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 今は亡きクラ。
ちょうど2両が煙を吐いている。
完全なシンメトリーになってしまった妙な写真だけど、まさに現役時代。
木造の扇形庫から煙が立ち昇る。
 内地から行った者から見れば目新しい情景も北海道ならいつものこと。
今でも残っていたら現代の蒸機が入庫しただろうか。

遠い利尻

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 南稚内と抜海の間。
ガイドに何度も取り上げられたポイント。
3月下旬とあって雪は少なかった。
 遠くに利尻が霞んでいる。
本命のキュウロクの牽く貨物列車が来る頃には気温も上がって見えなくなりそうだ。
 その前のディーゼル急行。
もうすっかり遠くなったな。

白い季節

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 北の国はもう雪だろうか。
「蒸気機関車」誌で、北海道の蒸機が取り上げられるたびに想いを馳せたもの。
雪と蒸機の見事なまでのマッチング。
 生田原からゆっくり下りの貨物が登ってくる。
路盤の雪が消えて春の気配。
この峠は何と言っても蒸気機関車だ。
DLで有名になるずっと前の話。

夏のD51

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 学生時代の今頃の時期というと、出発の日を指折り数えて待つ日々。
何か月も前から大判の時刻表をめくりながらノートに乗り継ぎの列車と撮影対象の列車をチェックする。
そんな楽しみを味わった人も多いことだろう。
 もちろん長期休みは貴重。
学校の事務室で学割を申請し、北海道ワイド周遊券を求める。
何枚か綴られたその切符は何と夢にあふれていたことだろう。
 青函連絡船に揺られてたどり着いた土地はあこがれの場所。
宿代を浮かすために乗り込む夜行列車は同じ夢を持ったファンで一杯だった。
 雑誌でしか知らなかった常紋に行くために遠軽で「大雪」を降りた。
さわやかな夏の北海道。
 構内のはずれに陣取って1枚。
美しい北見のカマのサイドが朝日に輝いた。