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春を待つ炭鉱町

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 春は鉄路から。
春を待つ幌内の町。
線路端を歩いているとジャンパーを脱ぎたくなる日がある。
いつの間にか雪が消えていく。
 どこにでもありそうな風景だけど、やはり汽車が走るまちはいい。
長かった、北の大地の冬を終えて。

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時代橋

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 親父さん、元気かい?
「いよいよ引退だなし。」
 C11の汽笛を憶えているかい?
「しっかりと憶えているなあ。」
「キハユニ26から荷物を降ろしてたっけな。」
「あの頃はよかったもんさ。今より不便だったけどな。」

 
 この駅を見守った時間の長さを伝えるために。
ワイドレンズで思いっきり広げて写そう。

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 夜明け前。
信号機はしっかり点灯。
 東の空を臨んで三脚を据え、信号機と対峙する。
この空気、いいなあ。
冬のシグナルとシグナレス。
夜の余韻。
 引退のときを控えて。


あの冬の日

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 蒸機現役の頃、会津は雪が多かった。
住んでいたときに一晩で70センチも積もったことがある。
 小さなタンク機は若松と南会津を行ったり来たり。
雪の中を走る汽罐車をもっと撮りたかった。
 ただ、当時まだ中学生。
手近な場所で。
週末になると自転車をこいで西若松駅へ。
構内のはずれで何度も撮影。
 この日、珍しく会津線の1390列車に補機が付いた。
汽笛が2回。
煙が2条、西風になびいた。
偶然のアングルだがその後出会うことはなかった。

 遠い遠い、冬の日。

時代客車

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 南へ北へ。
いつの間にか日がとっぷりと暮れ落ちて。
揺れながら。
きっとどこかのボックスで高校生が今日の試験や部活の話をしたんだろう。
 ところで客車は明日どこへ?