郷愁

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 小学校の職員室のよう。
週番になると、2人並んで木戸を開けてまず一礼。
先生の用件を聞いて出る時にまた2人並んで一礼。
閉めるときは前を向いて。
決して後手で閉めてはいけない。
そんな思い出が甦る。
 国鉄時代は駅長以下、職員が誇りを持って勤務したのであろう。
列車の来ない時間には地元の人もお茶飲みに来て話に花が咲いた。
 なつかしい駅。
白いカーテンが駅の品格を物語る。

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晴れた日に

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 田植えの季節。
季節柄、線路端の用水は急流になって怖いくらい。
栗駒の雪融け水が田んぼを潤す。
 昼ご飯のため、農耕用車が次々と畦道を出て行く。
こちらは昼食も後回しに上り列車を待つ。
いい光線だから。
 ディーゼルがやってくる。
トトン、トトンという地面を直接叩く音がする。
 もうあの音は聞こえない。

夕暮れ、愉しむ

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 ときをさかのぼる。
数限りない列車が通り過ぎた。
少しずつ遠くなる昭和の時代。
 いつのときでも豊かで、きれいな時間が流れている。
今日の日も暮れていく。

初夏、きらめく

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 連休のあと、一斉に田植えが始まる。
とある丘に登った。
私有地だから断って時間を過ごさせてもらう。
 昼過ぎから田んぼが一斉に詠い出す。
豊葦原のみずほの国。
余りに豊か過ぎる光景。
来る列車みんなにシャッターを切ってしまった(笑)

飯豊春景

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 川沿いで撮影を堪能し、盆地に戻ってきた。
一日中快晴だったが午後になって春らしく霞が出てくる。
 それでも十分に雪を抱いた飯豊が見事。
掘り起こされた田んぼの土の匂いが漂う農道で、ひとりディーゼルを待つ。
どうせならキハ52を撮りたい...。
これ以上飯豊霞むなよ。

見渡すかぎり

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 山麓の田舎道をのんびり歩く。
鳥の声で空を見上げると、ひばりが中空で鳴いている。
季節が変わったんだな。
 連休後の田植えにそなえて用水路の水量が豊か。
ここで半日ばかり過ごそう。
 春の日の幸せ。