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 祈り。
山の神か。田の神か。
平凡な日々の中でのその敬虔さがいい。
 人は祈る。
安寧の暮らし。
 いい絵になるよう祈った。


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春のどやか

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 ロケハンで歩き回っていたらいい風景に出会えました。
東北では白梅に比べて見る機会の少ない紅梅が青空に映えます。
目の前には田んぼに続く素朴な道。
 多分、ずっと前から変わらない風景なのでしょう。
気温も珍しく15℃くらいまで上がりました。
列車が来るまであと30分。
前日の仕事とは真逆に時間の流れがゆっくりです。
春の陽を浴びて、至福のひとときを過ごしています。

蔵王のふもと、東白石のあたり

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 東白石から南にかけては田園が広がり東北らしいところです。
ずっと以前からこの場所が好きで何度も訪れてきました。
 ED75にとっては走り慣れたところ。
西側に蔵王が望めます。
終末間近な日曜日、貨物列車が通過する時刻です。
雲がかかっていた蔵王も、このときとばかり山頂の一部を残して姿を見せてくれました。
 もうここで見ることはないでしょう。
名山と、名機関車。
東北の昭和がまたひとつ消えていきます。

春の気配

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 朝晩はまだ冬の寒さだが日中は風が止むと暖かい。
冬は去ったのか?
そう言えば数羽まとめて飛び立つ。
白の季節が過ぎていく。
 ほんの少しずつだけれど暖かい季節に向かう。
寒さとの闘い、お疲れさま。

古のみち

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 冷え込んだ朝。
わずかにもやがかかっている。
 阿津賀志山麓。
はるか昔、栄華を誇った藤原氏がここで源頼朝の軍勢を迎え撃った。
 南から奥州へ向かうために通る道。
それは今も同じ。
東北道、4号国道、東北線が一束になって北へ向かう。
 歴史を動かした地はドラマチック。
冬の陽が、坂道にかかった電車を輝かせた。

名残りの冬

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 船形颪がここまで来るのか。
寒すぎる。
 写す電車も冷たそうなステンレス。
それなら。


日の出の駅

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 県境の駅でひと休み。
クルマを停めて当時の思い出に浸っていた。
雪の日にこの駅に撮影に来て待合室で時間をつぶしていたら、駅員さんにお茶を出されて感激したことがある。
 今は無人化され、その頃の面影はない。
確か木造の素朴な建物だった。
 陽が昇ってきた。
新幹線開通で華を失ってからもうだいぶたつ。
今度は赤い交流機を見送る。
使いこまれて少しずつ地域に溶け込んできた。
 変わらない。今日の朝も。