芳醇の季節を迎えて

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 そよ風に花が揺れる。
薄い雲でフェードされた秋の陽。
線路端の静けさ。
ここで小一時間楽しむ。
ローカル電車の通過で一瞬、激しく揺れる。
 その後にまた訪れる秋の時間。
 あの夏から着実に変わった。

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古道

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 蒸気機関車の咆哮。
もうもうたる煙とともに長い貨物列車がトンネルに飛び込んでくる。
そんな光景がどれくらい続いたのだろうか。
 高まる戦争への足音。
そして役目を終えて平和な世の中。
今はきれいなコンテナ貨物の響きを聞きながら穏やかな日々を過ごす。
ポータルに夏の陽を浴びてたたずむ。

初秋の旅

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 秋の旅もいい。
朝一番の列車がホームに据え付けられた。
歴史の町へ行く列車。
「汽車」の面影を残すブルーとマルーンの混ぜこぜ編成。
もう朝陽に情熱的な力はなく、柔らかな光が客車を包む。
4時頃に明るかった季節が去り、何となく周囲も落ち着く頃。

夏風の通り道

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 誰もがこんな道を歩く。
ひたすら暑さが続く夏。
めざすポイントはまだ先。
 それでも月が変わったらいくらか風が出てきた。
さすがにもうあの気温にはならないのかも知れない。
時々長大編成の貨物列車が通りすぎて風が巻き起こる。
あの日陰で休んでいたい...。
 この夏、自分は何を生んだのだろう?