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秋深む

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 どうしてもこの電車を走らせたかった。
ある秋の朝、甦っていた。
 正面の窓が輝きだすと、前照灯も点いた。
モーターも唸り出した。
もうすぐポイントが切り替えられ、本線へ走り出す。
 間違いなくこの電車はまだ生きている。ただ眠っているだけ。
虫の声を聴きながら秋を迎えたことだろう。

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